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高大接続・特別探究プログラム "ICU Dialogue for Tomorrow on Campus"(第1回)を開催しました
公開日:2025年11月4日

2025年10月25日(土)、今年度初開催となる高大接続・特別探究プログラム "ICU Dialogue for Tomorrow on Campus" を開催しました。
当日はあいにくの雨天となりましたが、全国から20名の高校生がICU三鷹キャンパスを訪れ、ICUならではのリベラルアーツの学びに触れる一日となりました。
プログラムの冒頭では、教養学部特任教授の久保謙哉先生(メジャー:化学、環境研究) による講義が行われました。
久保謙哉特任教授による講義の様子
参加者は、事前課題として視聴した生駒夏美教授(メジャー:文学、ジェンダー・セクシュアリティ研究)の講義動画の内容もふまえ、グループごとにディスカッション(ダイアログ)を行いました。各グループには合計11名のICU生ファシリテーターが加わり、活発なダイアログが繰り広げられました。最終的には、グループごとに議論の成果を発表し、グループごとにさまざまに異なった視点や着想を共有しました。
左:参加者はグループを行き来して、ダイアログを深めます 右:最後は、ダイアログのプロセスや結果を全体で共有
その後は、大学食堂での昼食やキャンパスツアー、交流会を通じて、参加者同士やICU生とのつながりが生まれ、終始温かい雰囲気に包まれました。
グループ発表を終え、制作したワークシートの前でICU生と記念撮影
参加者からは、次のような感想が寄せられました。
「今までにないくらい頭をフル回転させて考えることができて楽しかった」
「知らない人同士でもすぐに打ち解けられる雰囲気が良かった」
「ICU生のサポートで対話の楽しさを知り、ICUで学びたい気持ちが強まった」
「文学と科学の両面からテーマを考えるのが新鮮だった」
「高校ではできないような学び方ができ、刺激を受けた」
(参加者アンケートより一部抜粋・要約)
プログラムを通じて、参加者はICUのリベラルアーツ教育が大切にする「対話による学び」、「学問分野にとらわれない学び」を体験しました。
ICU高大接続推進室では今後も、高校生の皆さんが大学の学びにふれる機会を広げていきます。
参考: 高大接続の取り組み