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本学学生が第21回宇宙法模擬裁判日本大会 英語の部で被告書面順位第3位を受賞
公開日:2026年4月20日
2026年3月7および8日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催された「第21回宇宙法模擬裁判日本大会」英語部門において、本学学部生4名が被告書面第3位を獲得しました。
本大会は、国際宇宙法学会(IISL)主催「マンフレッド・ラクス宇宙法模擬裁判」の日本予選として位置づけられ、今年度よりIISL公式 National Funding Round として初めて開催されました。宇宙法分野における国際的な法曹人材の育成を目的とした国内最大規模の学生大会となり、日本語・英語部門あわせて過去最多の18チームが参加。国際司法裁判所を舞台に架空の国家間で起きた宇宙紛争について国際法と宇宙諸条約に基づいた書面作成と口頭弁論を行いました。
本学のチームは法学メジャー松田浩道教授の指導のもと、約3ヶ月間にわたり準備を行い、大会2週間前に日本語・英語部門の原告と被告合計四つの書面を提出。大会当日は4回口頭弁論に臨み、見事、被告書面第3位を獲得しました。
松田 浩道 准教授のコメント
模擬裁判大会では、国際紛争が発生したときに、国際法を用いて平和的に解決することをシミュレーションしながら学びます。学生は日英両言語で法律文献のリサーチ、リーガルライティング、プレゼンテーションを行い、高い評価を得ました。今回の受賞は、ICUの学際的なバイリンガル・リベラルアーツの成果が現れたものと思います。
チームからのコメント
初参戦ながら多様なメジャーの学生が集まり、それぞれの視点を活かして書面を仕上げることができました。大会関係者の皆様、ご指導いただいた松田浩道先生、山崎歴舟先生、先輩方、サポートしてくださった職員の方々、そしてともに準備したメンバーに心より感謝申し上げます。
花見 紗季さん(はなみ さき、教養学部4年、ダブルメジャー:情報科学・心理学)
理系の視点からのアプローチが、独自性や実務理解、国際法体系との整合性として評価されたことは大きな励みです。科学論文や国連議事録を読み込み、専門家にもご相談しながらチームを引っ張った日々は忘れられません。初挑戦で法学の面白さに気づき、今後も異分野を掛け合わせながら学び続けたいです。
小林 菜々美さん (こばやし ななみ、教養学部4年、メジャー:法学)
毎夜教科書と睨めっこしたり、メンバーと議論したり、大変なことは少なくなかったですが、入賞に滑り込むことができました。本大会を通して、法律を手段にあるべき社会を構築したいと改めて思いました。この経験を糧に、今後も粉骨砕身がんばります!
山口 雪乃さん (やまぐち ゆきの、教養学部4年、メジャー:平和研究、マイナー:公共政策)
法的三段論法に忠実な書面と弁論づくりを常に心がけ、大会当日まで実に濃い日々を過ごしました。特に宇宙開発という発展の途にある分野に関する、柔軟な法的思考力が常に試されていたように感じます。とはいえ、国際法の基礎理解の重要性を何度も実感する貴重な長期チーム戦でした、ぜひみなさんにも挑戦していただきたいです!
佐々木 彩日さん (ささき あやか、教養学部4年、メジャー:法学、マイナー:平和研究)
色々なメジャーの仲間たちと夜遅くまで議論したことが非常に思い出深いです。本大会出場を通じて国際宇宙法の解釈における曖昧さや非国家主体と国家責任のあり方が昨今の現代社会においても難しい問題だと実感しました。