職員の声
本学の3つの使命の実現にむけて、さまざまな部署の職員が本学を支えています。
総務部 行政事務グループ
副学長支援業務、会議運営サポート、教員人事関連業務
大学全体を見渡せるという醍醐味

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1日の流れ
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9:00
部署内ミーティング。行政者とメンバーのスケジュール確認。前日の会議の概要および結果を担当者から報告。
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9:30-11:45
メールチェック、行政者のスケジュール調整、教員人事に関する資料確認。
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11:45-12:45
昼休み。キャンパス内のランニングで気分転換。夏はプールにも入ります。教職員による部活も盛んです。同僚とのランチや散歩を楽しむ職員もいます。
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12:45-17:00
部署横断で行う業務の進捗確認ミーティング、行政者に必要事項の相談・確認、会議資料ダブルチェック、教員からの問い合わせ対応等。
- ICUの職員になろうとした理由は?
- ICUを卒業後、他大学で教員人事や研究支援の業務を担当していました。やりがいを感じていましたが、専門性の高い大学だったため、その大学ならではの魅力や課題について深く理解することが難しく、将来大学に貢献できる人材になれるのか、不安がありました。理念をよく知る母校であれば、大学の将来についてより真剣に考えられるのではと思い、転職を考えました。
- 現在の業務内容は?
- 行政者(学長、副学長、理事)のサポート、教員人事に関する業務、会議運営(教授会等)のサポート等を担当しています。ICUにおける行政者のサポートは、日程調整などの秘書業務だけではありません。行政者の考える方針をより分かりやすく、かつ円滑に教職員に共有できるように心がけています。経営層に近いこともあり、いま学内で起きていることをリアルタイムで把握できるのがこの仕事の醍醐味です。
- どんなときにやりがいを感じますか?
- 業務プロセスを見直し、効率化に成功したときです。効率化というと冷たい印象も受けますが、日々の業務を効率的に進めることにより、課題の洗い出しや企画を検討するための時間を生み出すことができます。そうした時間の創出に貢献できていると感じた時、やりがいや達成感を感じます。
- ICUのどんなところが好きですか?
- 年齢や役職に関係なく、誰とでもフラットに話し合える点です。一職員の意見にここまで耳を傾けてもらえる環境はなかなかないと思います。また、個性的で面白い職員が多いのも魅力です。国際色豊かな大学であるためか、海外旅行好きな職員が多く、連休明けは旅行の話題で持ちきりです。
- ICUの職員に求められることは?
- ICUでは学生も教職員もお互いの価値観を尊重するため、とても居心地の良い場所だと思います。一方でICU = Isolated Crazy Utopiaとも言われるように、独特の雰囲気を持つ大学でもあります。ICUならではの感覚を大切にしながらも、世間やICUの常識に対して疑問を持つことを恐れない姿勢が求められると思います。
- これからICUの職員を目指す方へのメッセージ
- ICUには、ひとりひとりの意見をしっかりと聞く土壌があります。そして、長い期間、幅広く大学運営に携わる職員だからこそ貢献できることがあると思います。教員・学生と共に、よりよい大学を実現するために、責任感を持って考え続けられる方とお仕事ができたら嬉しいです!
学務部 大学院事務グループ 入学選考担当
ロータリー平和センター コーディネーター
国際色豊かな大学院の研究・教育を支援

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1日の流れ
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9:00-11:00
大学院入学選考出願希望者や在学生からの問い合わせメール対応
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11:00-11:45
ロータリー平和センター長(本学教員)とセミナー開催に向けた打合せ
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11:45-12:45
お昼休憩
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12:45-15:00
入学選考出願書類の確認、大学院の会議資料作成
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15:00-16:00
大学院部長、学部長と大学院のプログラムの課題共有、改善案協議
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16:00-19:00
問い合わせメール対応、学生向けの通知資料作成
- ICUの職員になろうとした理由は?
- 前職では、他大学の職員として国際交流関係の部署に所属し、主に留学派遣業務を担当していました。大学という場で、広い意味での国際交流に長く携わっていきたいという希望があり、どのような部署に所属していても異文化と接点を持ち、英語を用いた業務に携われるICUへの転職を志望しました。
加えて、徹底した少人数制・バイリンガル教育の方針や、構成員の間に愛校心を醸成できている点等、多くの大学が目指していながらもなかなか実現が難しい部分を追求できていることに感銘を受け、この環境に身を置いてみたいと感じました。
- 現在の業務内容は?
- 学務部大学院事務グループにおいて、本学の博士前期課程及び同後期課程学生の教務事務や大学院入学選考業務を担当しています。また、本学には日本で唯一のロータリー平和センターが存在し、同センターのコーディネーター業務も兼務しています。主に平和研究を学ぶロータリー平和フェロー(奨学生)の支援、ロータリー関係者と協働で本学での平和フェローシップの運営、関連行事の企画・実施を行っています。
- どんなときにやりがいを感じますか?
- 業務に携わる中で感じている課題を上長や同僚、教員と共有し、改善案・解決策を見出すことができた時
- 困っている学生さんの相談に応じて、感謝の言葉をいただいた時
- ICUのどんなところが好きですか?
- 教員・職員ともに、職位に関係なく個々の意見や疑問に耳を傾けてくださる方が多いところです。この組織風土は容易に実現ができるものではないと思います。教職員、学生等、大学の構成員の間に他者を尊重する気持ちが備わっている方が全体的に多いと感じています。
- ICUの職員に求められることは?
- 自身で考えて能動的に動くことができる積極的な姿勢が肝要だと思います。他の伝統校と比べると比較的若い大学であり、組織も大きくないためか、意欲がある方の意見が受け入れられる土壌があると感じています。日々の業務に向き合いながら、既存のプロセスよりもより良い方法がないか模索できるタイプの方が向いていると思います。
- これからICUの職員を目指す方へのメッセージ
- 英語が大変流暢でないと仕事ができないのでは、と心配される方がいらっしゃるかと思いますが、業務内容によって使用頻度は異なりますし、私自身も学生時代に留学経験(非英語圏)がある程度で、業務で使用する中で鍛えられてきました。
本学は非常に多様性に富んだ学生、教職員で構成されているので、他者に寛容で、違いをむしろ楽しめるような方と一緒にお仕事ができたら嬉しいです!
総務部総務グループ 内部統制、法務担当
学校法人の根幹を支える仕事
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1日の流れ
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9:00
出勤(お気に入りの音楽やNEWSを聴きながら車で通勤)
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9:00-9:30
スケジュール確認、メールチェック、前日の残務整理
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9:30-10:00
グループミーティング
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10:00-10:30
法人・大学・高校宛の郵便仕分け作業
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10:30-11:45
契約書のリーガルチェック等
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11:45-12:45
昼休み 大学食堂・売店のスタッフさんと雑談
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12:45-15:00
会議を運営 / に出席(対象:役員、教職員、学生、委託業者など)
※上記以外に随時、事務室の窓口対応や問い合わせの電話 /メールに対応 -
15:00-17:00
内部統制、個人情報保護、危機管理対応など
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17:00
退勤
- ICUの職員になろうとした理由は?
- 私は日本社会の国際化に何らかの形で携わりたいという思いが強く、その動機を原動力に社会人経験を積んできました。そういった中で、献学の使命や教育内容など、国際化に軸を置く高等教育機関として独自のポジションを築いているICUで働きたいと思うようになり、ご縁をいただきました。
- 現在の業務内容は?
- 主な業務内容は学内規則・規程類の管理やキャンパス内で展開している食堂、売店等の福利サービスの誘致や管理です。プロジェクト型で定例業務ではありませんが、現在は2025年の私立学校法の改正に向けて、学校法人国際基督教大学におけるコンプライアンス、内部統制、危機管理体制等の法人運営全般の見直しも担当しています。
- どんなときにやりがいを感じますか?
- 福利サービス関連では、自分が誘致した新しい企業やサービスが学生・教職員に受け入れられて定着し、尚且つ誘致した企業からもICUのキャンパスで事業を展開することに魅力を感じていただけたときに事務職員としての仕事の醍醐味を感じます。また、学内からいただくコンプライアンス等のご相談に対して、感謝の言葉をいただくと「頑張って良かった」と実感します。
- ICUのどんなところが好きですか?
- 多様な意見が尊重されるところです。特に事務職員は転職者の比率が高いですが、それぞれのスタッフがこれまでのバックグラウンドで得た知識や経験を発揮して生き生きと働いている例が多いように感じています。
- ICUの職員に求められることは?
- 学校法人や大学、高校に参画する多様な関係者を尊重する意識・姿勢とそれら多様な関係者を取り巻く社会や法人・学校運営のルールを把握する力だと思います。どんな事業も同様かもしれませんが、教育機関の運営には様々な団体・個人が関わります。そういった環境で、仕事の方向性や舵取りをするためには日本の社会制度や文科省の政策、法律の理解などが助けになると感じています。
- これからICUの職員を目指す方へのメッセージ
- 一口に"大学職員"といっても仕事の種類は幅が広く、これからの時代は特に仕事の進め方に決まった"正解"がなくなってきていると感じています。ぜひ、これまでのご自身の経験や考え方に自信をもって、学校法人国際基督教大学を一緒に発展させていきましょう。

写真解説:スーパーグローバル大学創成事業の一環で海外の大学における研修に参加した職員の報告会