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〈高大接続プログラム〉 Reconsidering Peace in Liberal Arts

公開日:2024年4月25日

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ICUは「平和」に貢献する人材育成を目的として、第二次世界大戦後の1953年に献学され、キャンパスでは「平和」に関連する教育研究活動が多く行われています。
このワークショップは、ICUの協定校でもあり、全米のリベラルアーツ・カレッジのランキングで最上位グループに属するミドルベリー大学との共催で開催されます。また、世界の高校生を集め、核不拡散・軍縮問題に関する討議を行う「Critical Issues Forum」を主催しているミドルベリー国際大学院モントレー校の協力も得て実施します。
高校生を対象に3泊4日のプログラムとして、ICUキャンパス内にある学生寮の宿泊体験をしながら、さまざまな視点から英語で「平和」について考えます。
同世代の多様な参加者との対話、答えのない問いに向き合うICUらしいリベラルアーツ教育も体験できます。ミドルベリー国際大学院モントレー校の大学院生や同世代の仲間とともに「平和」について考えてみませんか。
*すべての授業は高校での文理履修の区別を問わず、どなたでもご参加いただける内容で構成しています。

講義内容
タイトル Reconsidering Peace in Liberal Arts / リベラルアーツ・カレッジで平和を考える
~ Use Your Voice to "Give Peace A Chance"~
※英語開催
担当教員
括弧内は担当メジャー
【ICU】
  • ESKILDSEN, Robert 特任教授(歴史学、日本研究)
    ―【Stories of war and peace】
  • ALBERG, Jeremiah L. 特任教授(哲学・宗教学、平和研究)
    ―【Does Difference Cause Conflict?】

【ミドルベリー大学】
プログラムコーディネーター
  • EDA, Sanae 客員准教授(言語学)
  • ISHIMURA, Alyssa (MA Candidate, Middlebury Institute of International Studies)
応募要項
日程 2024年8月7日(水)~10日(土)
会場 ICUキャンパス/寮宿泊
対象 高校生
定員 30名
宿泊費 29,000円(朝/夕食代 込み)
*プログラムへの参加費は、無料となります。
*お支払いは参加確定後に指定の口座に振り込みをお願い致します。
プログラム 【1日目】「平和」を英語で考えるために必要なコミュニケーション・スキルを紹介し、ワークショップに必要な準備を行います。ワークショップ全体を通じ、大学での学びに必要なアカデミック・スキルを体験することができます。
【2~3日目】リベラルアーツの視点で広く「平和」を捉えられるよう多彩な分野からのアプローチで「平和」を考えます。グループワークを行います。
【4日目】グループごとの発表と講評を行い、ワークショップ全体を総括します。その後、参加者全員を対象とした懇親会を開催します。
参加条件
  1. 全日程、全てのプログラムに参加すること。
  2. 参加申し込みにあたっては必ず保護者の方のご了解を得てください。
  3. 大学までの交通費・宿泊に伴う費用は参加者負担となります。
  4. 得意教科・科目を超えて好奇心を持ち、主体的かつ協調的に探究学習をする意思があること。
  5. 授業外学習が課される場合、課題への取組みを必須とする。
  6. 英語による授業に参加できる英語運用能力があることが期待されます。International Schoolの生徒や帰国生徒も参加予定です。特に資格を求めることはしませんがCEFRのB2(以上)レベルを目安にしてください。
申込前の注意事項・連絡事項
  1. 参加定員を超えるエントリーがある場合、応募時にご提出いただく申込フォームの内容をもとに選考を行います。
  2. 参加者の多様性確保の観点から、各学校より原則1名迄の参加となります。
    2名以上のお申込がある場合には、申込フォームの内容にて選考を行う場合があります。
宿泊について
  1. 宿泊場所は、ICUキャンパス内の学生寮(男性フロア/女性フロア)です。
    2人部屋となり、キッチン・シャワーは共同利用となります。
  2. 朝食・夕食は参加費用に含まれます。
  3. 寮でのアクティビティもございますので、夜間の外出は、不可となります。
寮詳細
申込方法 申込フォームよりお申込ください。
お申込みフォーム
申込期限 2024年6月14日(金)
*申込者数が多数となった場合は、申し込みフォームの内容で選抜する場合があります。
問い合わせ先 国際基督教大学
高大接続推進室/パブリックリレーションズ・オフィス
Email: pro@icu.ac.jp
Tel: 0422-33-3058
*お問い合わせはメールにてお願いいたします。
*本学夏期休業につき、7/24~8/5 に頂いたお問い合わせについては、8/6 以降順次対応いたします。

ミドルベリー大学:Middlebury College
米国ヴァーモント州に所在する。ICUの交換留学校でもあり、毎年本学の学生が現地で学んでいる。一方、ICUキャンパス内にはMiddlebury C.V. Starr School in Japan (ミドルベリー大学日本校)が設立され、日本語・日本文化を学ぶ優秀な学生が全米から入学しICUでも交換留学生として学んでいる。

ミドルベリー国際大学院モントレー校:
Middlebury Institute of International Studies at Monterey(MIIS)

ミドルベリー大学の大学院で、カリフォルニア州モントレーに所在する。ICUとも様々な分野で提携があり、特にICUの学士号とMIISの修士号を5年または5年半で取得する「Accelerated Entry Program」でICU生が学んでいる。協定に含まれる研究分野は以下の通り。 ・通訳・翻訳 ・国際環境政策、不拡散とテロリズム研究 ・英語教授法(TESOL: Teaching English to Speakers of Other Languages)、外国語教授法(TFL: Teaching Foreign Language)
・通訳・翻訳
・国際環境政策、不拡散とテロリズム研究
・英語教授法(TESOL: Teaching English to Speakers of Other Languages)、外国語教授法(TFL: Teaching Foreign Language)

Critical Issues Forum(CIF):
ミドルベリー国際大学院モントレー校(MIIS)のジェームズ・マーティン不拡散研究センターが主催する高校生向け軍縮不拡散教育プログラム。オンラインプログラムを経て、例年春季に日米露の高校生がMIISを訪問し、研究成果の発表、パネルディスカッションを行っている。(過去には広島、長崎、Viennaで開催したこともある。)
http://sites.miis.edu/criticalissuesforum/

Critical Issues Forum(CIF):
ミドルベリー国際大学院モントレー校(MIIS)のジェームズ・マーティン不拡散研究センターが主催する高校生向け軍縮不拡散教育プログラム。オンラインプログラムを経て、例年春季に日米露の高校生がMIISを訪問し、研究成果の発表、パネルディスカッションを行っている。(過去には広島、長崎、Viennaで開催したこともある。)
http://sites.miis.edu/criticalissuesforum/

ジェームズ・マーティン不拡散研究センター:
James Martin Center for Nonproliferation Studies (CNS)

1989年にウィリアム・ポッター博士により設立され、大量破壊兵器の軍縮不拡散に関する研究、教育に特化した全米最大規模の研究機関。モントレーの本部に加え、ワシントンDCと欧州ウィーンに研究所の支部があり国際機関や政府機関との共同研究、教育活動も幅広く行う。
https://www.nonproliferation.org/