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緊急事態宣言に対するICUの対応:学長からのメッセージ

公開日:2020年4月8日

学生ならびに保護者・保証人の皆さまへ


コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言が4月7日に出され、翌8日から効力が発生するのに伴い、大学へも5月6日までの休業が要請されると見込まれています。

本学ではこの1ヶ月あまり、事態が早期に終息しない場合にも教育・研究が継続できるよう、オンライン授業の準備に取り組んできました。その一方で、学生と教職員の安全確保の徹底のために、4月1日からは、キャンパスへの原則入構禁止の措置をとり、体育館は全館閉館、図書館は原則閉館、学生サービスや教務、その他のカウンター業務も休止しています。寮生にも特別の事情がある学生を除いて一時退寮をお願いしました。教員組織の各種会議はすべてオンラインでの実施を決定し、職員の勤務形態もテレワークへの移行を進めてきました。4月2日には、春学期を通じてのオンライン授業の実施決定を公示したところです。

こうした措置を講じ、大学構内での仕事は、大学が機能を維持するための必要最低限の業務を除いて、現在行われておりません。

これらを踏まえ、本学では、政府および東京都の休業の要請に応えつつ、予定通り、4月7日からの履修登録、4月9日から始まる春学期の授業をすべてオンラインで実施致します。

いつもとは違った形での授業になります。教室で、芝生で、ディッフェンドルファー記念館で、ダイアログハウスで、寮で、生き生きと場の空気に包まれていることはかないませんが、どのような形であれ、その根底にある対話と批判的思考は変わりません。ICUらしい、人間的で知の悦びに満ちたオンライン授業となるよう、高い志をもって、教職員一同、最善を尽くしてまいります。

人気(ひとけ)のないキャンパスに花がただ静かに散っているのをみていると、痛切に寂寞を感じます。学生ひとりひとり、どんな気持ちでいるのだろう、寂しくはないだろうか、挫けそうになってはいないだろうか。しかしまた、創意工夫に富む若者たちだからSNSで新しい関係を結び、たくましくやっているのかも知れない、と思ったりもします。

キャンパスが再びたくさんの声に包まれ、賑やかな活気にあふれた日が戻るのを待ちながら、皆さんがICUを通じてつながり、個々の場で学びを深め、思想を形成し、希望を持ち続けることを祈っています。

学長 岩切正一郎

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