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第3回ELAプレゼンテーションコンテスト2021を開催

公開日:2021年6月3日

4月23日(金)、第3回ELAプレゼンテーションコンテスト2021がオンラインで開催されました。

ELA(リベラルアーツ英語プログラム))(※1)が主催する本プレゼンテーションコンテストでは、2年生が1年次のELAの学修成果を競います。3回目を迎えた本大会には、審査員に藤井彰子准教授(メジャー:教育学)、本学の一般教育科目「世界の言語」(※2)のコーディネーターであるキンテロ ガルシア,ダニエル講師、ELA主任のオコネル,ジェラード A課程上級准教授を迎え、5人の出場者が審査員やオーディエンスに向けて各自が選択したテーマについて論理的根拠を交えながら独自の視点で英語のプレゼンテーションを行いました。

プレゼンテーションのテーマは、ELAの授業で扱われる生命倫理や人権などの問題から文化、地域の諸問題まで多岐にわたり、発表後は出場者と審査員、オーディエンスとの間で活発な質疑応答が行われました。

審査の結果、"Saving Japan's Local Municipalities from Extinction"(日本の消滅可能性都市との向き合い方)についてプレゼンテーションを行った谷津さんが優勝し、大会の最後に行われた授賞式では出場者がお互いの健闘をたたえ合いました。

 

優勝者 谷津 陸央さんのコメント:

本当に緊張していたので、信じられないような気持ちですが、優勝できてとても嬉しいです。
私はもともと旅行が好きで、日本各地を周るうちに、地方の魅力を伝えていくことに関心を持つようになりました。今回のプレゼンテーションのテーマも、消滅可能性が指摘されている市町村を残すにはどうすればよいだろうか、という自分の興味に沿ったものにしました。

(規定の)7分間のプレゼンテーションは、少し長く感じる人もいるのではないかと思いました。そのため、要点をわかりやすく説明して、大事なところや特に聞いてほしいところを強調するよう意識しました。聞き手に、自分のテーマの要旨やキーワードをわかってもらった上で、プレゼンを終えることができたと思います。

今後、このテーマについてより深く学んでいくとともに、訪日外国人の方に日本の地方の魅力をいかに伝えるか、ということにも興味があります。東京や京都といった定番の名所だけではなく、地方の魅力を海外の方に伝えることのできる英語力を身につけられるようにしていきたいと考えています。

私のELAストリームは4(※3)でしたので、ICUに入学した当初は英語力に少し不安がありました。ですが1年間のELAの中でたくさんプレゼンテーションを行い、クリティカルシンキングや論理的思考力を鍛えた結果、英語力やプレゼンテーション力が向上したと思います。今、ELAを履修中の1年生にも、来年このコンテストに挑戦してもらえたらと思います。

 

※1: ELA(リベラルアーツ英語プログラム):主に日本語を母語とする学生が、1年次から2年次かけて履修する語学プログラム。学生は英語力を向上させると同時に、ICUで効果的に学ぶための思考力と技術を養います。

※2:世界の言語:英語、日本語以外の言語を学べるコース。次の9つの言語コースを開講しています:中国語、韓国語、アラビア語、インドネシア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、イタリア語。

※3:ELAは、英語習熟度に応じて最も習熟度の高い1から4の4段階のストリームに分かれて履修します。

(記事:ICU学生記者 武田 悠一郎)

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