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NSフォーラム「低遅延での重力波シグナルの検出」を開催

公開日:2024年12月23日

2024年12月19日、NSフォーラムが開催され、左近 喜音さんが宇宙物理学の最新技術である「低遅延での重力波シグナルの検出」について米国からオンライン講義を行いました。左近さんはICUを2019年に卒業(物理学メジャー)、現在ペンシルバニア州立大学で博士号取得を目指しています。このセミナーには、ICUの学生、教員、研究者が様々な場所から参加しました。

Institute for Gravitation and the Cosmosにも所属する左近さんは、チームを代表して、宇宙の重力波を探索するためのデータのフィルタリングと分析に関する研究、および重力波の将来の観測の展望について発表しました。ブラックホールのさらなる解明などが期待されます。

NSフォーラムは、自然科学デパートメントが学外の研究者の最新の技術や研究を紹介するセミナーシリーズ。2025年1月23日にもICU卒業生を招いたNSフォーラムが予定されています。

左近さんのように海外の大学院に進学したいという方は、ICUを通じてJASSOの留学支援制度への応募もご検討ください。

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