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雑木林再生プロジェクト・イベント「森のいろいろを活用しよう」を開催

公開日:2025年1月24日

1月11日、今年度より始動した「雑木林再生プロジェクト」のイベント「森をいろいろ活用しよう」が開催されました。

このイベントは、「雑木林再生プロジェクト」を一緒に進めてくれるサポーターを育てることを目的とした全5回シリーズの第4回で、学生・教職員・同窓生とそのご家族など約40人が参加しました。

今回のイベントでは、雑木林における落葉かきの意味や落ち葉をはじめとする雑木林の自然の活用方法に関する講義のあと、実際に雑木林再生エリアに赴き、掻いた落葉を集める場所としてエコスタック作りを行ったほか、落葉を利用したレクリエーションとして焼き芋づくりを行いました。

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次回のイベントは、2月22日(土)に行われる予定で、今回も実施したエコスタック制作や落葉かきを引き続き行うほか、雑木林の更新伐採で出た原木を使ったしいたけの菌打ち作業などを行う予定です。

 


「雑木林再生プロジェクト」とは

ICUのキャンパスは、リベラルアーツ教育が行われる教育研究の森であると同時に、武蔵野の雑木林の面影が残る貴重な森林資源で、キンラン等の希少種を含む多様な動植物が生息・生育しています。しかしながら近年、樹木の老齢化やナラ枯れ病の蔓延などにより、雑木林の劣化が進んでしまっています。
こうした背景を受け、樹林の皆伐更新等を進めて、若い雑木林を再生し、本来雑木林が持っている生態系の復活を図ること、そして2023年に環境省の自然共生サイトに認定された「ICU三鷹キャンパスの森」を次世代に継承することを目的としています。

【概要版】「ICU三鷹キャンパスの森」雑木林再生プロジェクト ※クリックで拡大
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