NEWS

【訃報】名誉教授 山口 俊夫氏が逝去されました

公開日:2025年8月14日

本学名誉教授 山口 俊夫(やまぐち としお)氏(在職期間:1968~1999年)は、2025年7月26日(土) にご逝去されました。享年91歳。ここに謹んで哀悼の意を表し、お知らせ申し上げます。

山口氏は1968年9月に理学科の生物学講師として着任後、1971年に助教授、1976年に教授となり、1975年には学長補佐に就任されました。また、1978年より約20年にわたりディッフェンドルファー記念館長を務められました。

研究分野である動物生理学では、先生が書かれた研究論文の一つが英国の科学雑誌「ネイチャー(Nature)」に発表されるなど、研究に対する粘り強い姿は、専門知識を与えるだけでなく、学問の何たるかを、身をもって伝えられました。また、先生はディッフェンドルファー記念館長として、学生とのコミュニケーションを図り、大学と学生の間をつなぐ役割を担いました。その他にも住宅委員会や土地建物委員会などの委員を長年にわたって快く務められ、講義や研究の合間をぬって大学の福祉厚生の仕事に打ち込まれ、本学において多大なる貢献をされました。