松浦武四郎生誕200年記念イベント


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ご寄付のお願い:国の登録有形文化財である泰山荘を守るために、ご協力をお願いいたします

ICUの敷地内にある泰山荘は、高風居・書院・待合・蔵・車庫・表門からなっており、1999年から「国際基督教大学泰山荘」として国の登録有形文化財になっています。 ICUでは、泰山荘の歴史的価値を認識し、より良い状態で保存していく努力・活動を続けてまいりました。ICUの学生も、2003年に傷みの激しい泰山荘の萱葺き屋根を修復しようと立ち上げた「泰山荘プロジェクト」や、茶道部による稽古、博物館学授業での調査などを通して、「保存と公開」を地道に実践しています。 また、多くの皆様からもご支援とご協力をいただいています。おかげさまで、ICUでは、2003年度から高風居、待合、表門、書院の改修を順次計画的に行うことができました。最近では書院の新たな改修工事、高風居に到る階段と手すりの整備を行いました。

詳しい寄付の方法については、以下のWebサイトをご確認ください。
泰山荘の保存・改修募金

1.特別展 「ICUに残る一畳敷」

緑豊かな国際基督教大学(ICU)のはずれに、ひっそりと建つ「一畳敷」。この小さな庵は、幕末・明治に全国を旅し、北海道の名づけ親として知られる松浦武四郎(1818~1888)が自らの古希を記念して造った書斎です。建築に際して、かつての旅先で知り合った友に手紙を書き送り武四郎が求めたのは、各地の霊社名刹の建造物に由来する古材でした。その名の通り、たった一枚の畳に板縁を廻らせ、床の間と神棚、書棚をしつらえた空間は、譲り受けた90もの歴史ある木片で組み上げられ、その来歴の古くは白鳳時代にまで遡るといいます。武四郎はここで旅に明け暮れた人生を振り返り、人々との思い出を偲びつつ晩年を過ごしたのでしょう。

あるじの死後、所有者を次々と替え、神田五軒町の松浦邸から、麻布、代々木上原、そして三鷹の地へと移築を重ねた一畳敷は、現在、国の登録有形文化財「泰山荘」の一角をなして、キャンパスに保存されています。今年が松浦武四郎生誕200年となることを記念し、数奇な運命を生き延びたこのユニークな建物を、原寸模型と写真パネルで紹介いたします。

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期間2018 年 9 月 11 日(火)~2018 年 11 月 9 日(金)
開館時間火~金曜日 10:00~17:00/土曜日 10:00~16:30
休館日日曜、月曜、祝日
入館料無料
会場・主催国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館

一畳敷グッズ

特別展「ICUに残る一畳敷」の開催を記念し、『一畳敷 松浦武四郎の書斎』(発行:国際基督教大学湯浅八郎記念館、2000円)、クリアファイル(500円)を販売しております。いずれも本学博物館湯浅八郎記念館の受付で購入可能です。なお、クリアファイルの売上は全額、「泰山荘の保存と修復」への募金とさせていただきます。

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2. シンポジウム「一畳敷の世界を探究する」

晩年の松浦武四郎が、全国各地の神社仏閣の木片を譲り受けて建てた小さな書斎「一畳敷」。あるじ を代え、土地を転々と移り、関東大震災や東京大空襲を生き延び、130 年の時を超えてその姿を ICU のキャンパスに残しています。そこから広がる大きなメッセージが、21 世紀の日本と世界に、いま 発信されます。

松浦武四郎とは何者か。なぜ一畳だったのか。用材はいつ、どこから集められて、どのように造られ たのか。「北海道の名付け親」として知られる武四郎にもかかわらず、なぜ北海道の木片はないのか。な ぜ一畳敷が ICU にあるのか。

国の登録有形文化財とされる契機となった『泰山荘-松浦武四郎の一畳敷の世界』の著者ヘンリー・ スミス氏(コロンビア大学名誉教授)をはじめ、松浦武四郎研究の第一人者・山本命氏(松浦武四郎 記念館主任学芸員)、三浦泰之氏(北海道博物館学芸主幹)とともに一畳敷の世界を探究します。

日時2018 年 10 月 6 日(土)13:00~16:30(開場 12:00)
会場国際基督教大学ディッフェンドルファー記念館東棟講堂(オーディトリアム)
主催国際基督教大学、共催:三重県松阪市、後援:東京都三鷹市
申込・料金事前申込不要、無料、定員400名(先着順)
言語日本語
内容

13:00
主催者挨拶 日比谷潤子(国際基督教大学学長) 趣旨説明 ウィリアム・スティール(国際基督教大学名誉教授、総合司会)
13:15
プロローグ「武四郎の視界から学ぶ」 竹上真人(三重県松阪市長) 毛利勝彦(国際基督教大学教養学部長)
13:30
第1部:基調講演 ヘンリー・スミス(コロンビア大学名誉教授)
14:30~14:45
休憩
14:45
第 2 部:スライドショー 泰山荘の現状・特別展紹介
15:10
第 3 部:パネル・ディスカッション パネリスト
ヘンリー・スミス(コロンビア大学名誉教授) 山本命(松阪市松浦武四郎記念館主任学芸員) 三浦泰之(北海道博物館学芸主幹) モデレーター 毛利勝彦(国際基督教大学教養学部長)
16:25
閉会の辞 森本あんり(国際基督教大学学務副学長・湯浅八郎記念館館長)

3. 企画展「パイオニアたれ-松浦武四郎と明治知識人の系譜-」

2018年は、北海道の名付け親としても知られる、幕末から明治にかけての探検家、著述家、松浦武四郎の生誕200年、没後130年の節目にあたります松浦武四郎の偉業は多岐に渡り、ひとことでは言い表せません。武四郎が旅の途中で知り合った人々の伝手で調達した由緒ある木片部材をもとに8年余りの歳月をかけて作り上げた書斎が「一畳敷」です部屋としては一畳という最小限の広さに、古希を迎えた武四郎とその知友との思いが集成されたような小宇宙がひろがります。なぜ一畳だったのか、などについては、本展と同時開催の湯浅八郎記念館「ICUに残る一畳敷」にゆだねるとして、歴史資料室企画展では、なぜ「一畳敷」が戦後開学したキリスト教大学である本学にあるのか、ということから武四郎を端緒にICU開学に至るキリスト者知識人の系譜を辿りたいと思います。

明治時代、日本プロテスタント宣教の主流をなしたキリスト者のグループは、横浜バンド、熊本バンド、札幌バンドというそれぞれ地名に由来した名称で呼ばれていますが、なかでも札幌バンドの中心人物として知られる植物学者の宮部金吾は、武四郎と親交がありました。宮部は、武四郎の影響のもと植物学を志したのでした。宮部とは札幌農学校二期生の同窓、内村鑑三もまた、札幌バンドの中心的働きをなしており、日本におけるキリスト者の系譜をたどるうえで忘れてはならない人物です。

本企画展では、とりわけ札幌バンド、熊本バンドにおけるキリスト者知識人の幅広い交流を取り上げそこから見えてくるパイオニアスピリットに武四郎の偉業を重ね合わせますそうした人的ネットワークから引き継がれた先にあるものとしてICUを捉えることで、いま本学に根付くパイオニアスピリットについても考える機会にできたらと思います。

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期 間2018 年 10 月 6 日(土)~2019 年 6 月 14 日(金)
開館時間月曜~金曜 9:00~16:00(閉室 12:00-13:00) 10/6 は、9:00~12:00、13:00~16:30 で特別開館
休館日土曜日、日曜、祝日
入館料無料
会場・主催国際基督教大学歴史資料室

4. 2018年度 泰山荘の特別公開

今年も大学の文化祭開催に合わせて、国登録有形文化財である泰山荘の一般公開をいたします。

  • 日時
  • 2018年 10月20日(土)、21日(日) 両日10:00~16:00

  • 公開内容
  • 泰山荘の6つの建造物のうち、書院、待合、蔵、車庫、表門の外観は自由見学が可能です。ただし、一畳敷を含む高風居(外観のみ)の見学は、学生・スタッフの案内による完全予約制のツアーにご参加の方に限ります。予約方法は下記ご参照ください。
    ツアーは泰山荘のなりたちや各建物の解説を行い、所要時間は20~30分を予定しています。
    また当日は、茶道部によるお茶会(有料)が書院内と中庭で行われる予定です。(なお、お茶会の撮影はご遠慮ください。)

    ツアーの募集人数は各回10名様まで、開始時間は20日、21日ともに以下の通りです。

    10:00~ 10:30~ 11:00~ 11:30~ 12:00~ 12:30~
    13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~ 15:00~ 15:30~

    ツアーは完全予約制になります。申込方法の詳細は以下にてご確認ください。

    申込サイト
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