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ICU国際サマープログラム(ISPJ)が始まりました
公開日:2023年7月11日

2023年7月、国際サマー・プログラム (ISPJ: International Summer Program in Japan)がスタートしました。ISPJは、世界中から集まる日本語学習者と、日本研究に関心のあるICU生が様々な側面から日本について学ぶプログラムで、50年近くの実績がある夏期日本語教育(サマーコース・Summer Courses in Japanese: SCJ)を基に内容を新しくしたものです。
今年度初となる本プログラムには、海外の参加者31名、ICU生19名、計50名の学生が参加。7月4日、海外からの参加者がICUキャンパス内の寮に入寮し、7月5日には、オリエンテーション、キャンパスツアー、歓迎会が実施されました。これから7月28日まで約4週間、様々な授業や文化体験プログラムが開催されます。

歓迎会の様子
ISPJ主な特徴
1. 多国籍の学生と一緒に日本語を学習する「日本語モジュール」:
主に午前中は、海外からの参加者が、さまざまな国の学生と日本語を学びます。タスクベースの学習や会話、インタラクティブな演習を通じて、実践的に語学力向上を目指します。
2. 多様な視点から日本を学ぶ「日本研究モジュール」:
主に午後からは、ICU生も加わり、心理学、ビジネス、ポップカルチャー、歴史、文学、芸術、環境など、幅広い分野を専門とするICUの教授による、オムニバス形式の授業に参加します。多角的に日本について学びながら、日本の伝統と現代社会を探求します。
3. キャンパス外でのフィールドトリップ:
チームラボ、グリコの工場、野川公園、ジブリ美術館、横浜など、学ぶ場所は学内にとどまらず、学外でアクティブに学ぶフィールドトリップを企画しています。
4. 日本文化体験:
書道、座禅、茶道、国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館での日本の民芸品見学など、日本の伝統的な文化を体験できる文化プログラム。海外からの参加者だけでなく、ICU生も共に、日本文化の真髄に触れることができます。

書道の授業
5. 日本の大学生活の体験と留学体験:
プログラム期間中、参加者はキャンパス内の寮に滞在し、共同生活を送ります。多国籍な環境で、異文化交流を通し、海外の参加者は日本の大学生活を経験、ICU生は留学生活を味わいます。