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「新型コロナウイルス緊急支援募金」へのご支援のお願い(緊急特別給付金 COVID-19)

公開日:2020年5月20日

理事長  竹内 弘高
学長  岩切正一郎

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止のためのロックダウンや緊急事態宣言に基づく休業要請等により、国の内外を問わず経済活動が停滞するなか、国際基督教大学(ICU)においても、学資を支える保護者・保証人の収入の減少や、学生本人のアルバイト収入の途絶といった、学業の継続を危うくする経済的な問題に直面している学生が増えています。

ICUでは、COVID-19感染防止対策によって経済的な損失を被り、学業を継続することが困難となった学生を救済するための特別給付金制度を設けることといたしました。

すでに本学は春学期の授業オンライン化にともない、援助を必要とする学生にパソコンや通信機器の貸与、郵送による図書の貸出など、教学面での様々な支援を行ってきました。この度の給付金は、経済的に困窮している学生への財政的な支援となります。

ICUは、献学以来、多くの方々からのご寄付に支えられ「神と人とに奉仕する」人を育てる教育を行ってきました。国際性への使命・キリスト教への使命・学問への使命を柱とするICUの理念に共鳴して本学を選び、リベラルアーツの学びを深めている学生が、COVID-19のためにキャンパスを去ることがあってはなりません。ICUを愛する方々、ICUの教育・研究にご理解を示してくださる方々、ICU生の未来を案じてくださる方々、皆様に、広く篤志をお願いする次第です。

すでに、ICU同窓会、JICUF(日本国際基督教大学財団)からも力強いご支持・ご支援をいただいています。

皆さまも日々、不安や制約のうちにいらっしゃるなか、まことに恐縮ではございますが、ICU生の学費支援に是非ともお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

理事長メッセージ

学長メッセージ