花岡 由裕
指揮者
2002年3月国際基督教大学教養学部人文科学科(当時)卒業
指揮者
2002年3月国際基督教大学教養学部人文科学科(当時)卒業
ICUに行ったからこそ今指揮を続けている
音楽を含めたさまざまな分野を学べることに魅力を感じ、1998年4月、国際基督教大学教養学部人文科学科(当時)に入学。美術、音楽、文学、心理学などを学ぶ中で、あらためて音楽の道に進むことを決心し、ICU卒業後、2003年にニューヨークのマネス音楽院に入学。在学中にCantori New York、New York Men's Choirの練習指揮者として研鑽を積み、2007年に国連本部で開催されたバン・キムン事務総長就任記念コンサートにおける、マーラーの交響曲第二番"復活"のコーラル・インスペクターを務めました。
同年、合唱指揮科修士課程を修了し、帰国後 2008年、2009年に東京混声合唱団を指揮。2008年には指揮者の大谷研二氏に代わり、台湾Youth Choirの客演指揮者を務め、日本やアメリカの作品を台湾で紹介し好評を博しました。2017年、ICU OGC 合唱団とプロフェッショナルズ・オーケストラによるハイドン作曲『天地創造』を指揮。2019年にはウクライナ、チェルニーヒフ・フィルハーモニー主催の指揮マスタークラスにて、最優秀指揮者賞である「ニコライ・バセーリビッチ賞」を受賞しました。
現在は10余の団体の指揮者を務めながら、NHK学校音楽コンクール長野県ブロック大会審査員はじめ、全日本合唱コンクール長野県大会審査員など各地の審査員を務める他、小学校~高等学校の合唱指導にも積極的に参加しています。
指揮法を大谷研二、マーク・シャピロ、永峰大輔、大山平一郎、髙谷光信、ニコライ・バセーリビッチ各氏に、音楽史と音楽理論をICU名誉教授金澤正剛、伊東辰彦両氏に師事しました。
<取材:2023年9月>