Every Day is “Global” at ICU.

-日常に息づくICUの「グローバル」-

Global ICU

在学生・教員の声

土田 侑里 (つちだ ゆり)教養学部4年(インタビュー時)

メジャー:政治学、国際関係学(マイナー)

行動が、自分の道を見つける

ICUに入学した理由

ICUのことは母親から聞いて知りました。アメリカの高校に通っていたので、アメリカの大学への進学も考えてはいましたが、学費が非常に高いこともあり、日本の大学、中でも海外の有力大学へ交換留学できるICUに決めました。正直、大学の特長や雰囲気などはあまり知らないまま入学を決めたのですが、この選択は間違いではなかったと思います。東京に位置しながらも自然豊かな広いキャンパスで学べるのはとても魅力的ですし、何でも言い合える素晴らしい友人と出会えたこのICUの環境は、本当に素晴らしいと思います。特に、2年次まで住んでいた寮では、24時間一緒に過ごす友人たちと、たこ焼きパーティーや餃子パーティーなど、楽しい時間を過ごしたことは本当に良い思い出です。

「リベラルアーツ」「メジャー制」だから、政治学をメジャーに選ぶことができた

入学前は、開発学、国際関係学、政治学に興味があり、その中でも特に開発学を学びたいと考えていましが、1,2年次に経済学、心理学、開発学、人類学、政治学、公共政策、環境研究など、さまざまな分野を学ぶ中で、最終的に政治学をメジャー(専修分野)にすることを決めました。理由は、政治の決定が社会に与える影響は非常に大きく、その決定がどのような背景、力から生み出されるのか学びたいと考えたからです。もし、入学前にメジャーを決定していたら、開発学の道に進んでいたと思うので、悔いが残っていたかもしれません。ICUが「リベラルアーツ」「メジャー制」で本当に良かったと思います。

加えて、さまざまな分野を学ぶ中で異なる考え方に触れ、「クリティカル・シンキング」を身に付けることができたのも、ICUで学んだからだと思っています。以前は、「これはこうです」と教えられたことは、そのまま受け止めていましたが、「なんでだろう」「逆の立場からはどうだろう」と、ひとつの物事であっても多角的な視点で見て、考える癖が付きました。

アメリカの大学ならではの有意義な学び

交換留学先は、アメリカのジョージタウン大学に決めました。政治や国際関係分野で非常に有名な大学で、アメリカ政治の中心であるワシントンD.Cに位置しているため、政治学を学ぶには刺激も多いと思い選びました。

実は、留学先としては、一時ロシアも考えました。2年次に「世界の言語」として開講しているロシア語の授業を履修したことがきっかけで、アメリカ、アジアやヨーロッパとも異なる大国は、どのような国なのか非常に興味をもちました。最後まで留学を迷ったのですが、自分のロシア語の語学力では、「交換留学」ではなく「語学留学」になってしまうので、興味ある分野をさらに深めることができるジョージタウン大学への留学を決意しました。

現地では、政治学を中心に、ICUでは履修できない科目などを履修していました。例えば「グローバルヘルスポリシー」に関する科目では、戦後から現在に至るまでのWHOのポリシーとそれが国際社会に与えた影響を考察しました。授業は、基礎的な科目だと50人~100人くらいで学び、専門科目だと10人以下です。課題が多く忙しく、試験前になると先生のオフィスアワーには長蛇の列ができるほどで、みんな必至に学ぶ環境がとても刺激的でした。教員の多くは、世界銀行や国際機関での実務経験をもつ方々で、実際の経験や事例もとにした学びやフィールドワークとして世界銀行を訪れる機会もあり、ジョージタウンに留学したからこその有意義な学びを数多く経験することができました。

やりたいことを突き詰める

今留学を振り返ると、毎日毎日が挑戦だったと思います。誰も自分のことを知らず、助けてくれる人もいない環境で、自ら行動して人とのつながりを築いていく経験は、留学以外ではできないと思います。自分で実感はないのですが、友人からは留学前に比べて「変わった」と言われます。留学を通して、自ら行動しなければ何も変わらないということを肌で感じ、行動する習慣が身に付いたのだと思います。

卒業後は、企業への就職を考えていて、これから就職活動を開始します。そして社会で経験を積み、将来は国際機関で働きたいと思っています。

ICUには、どんな人でも受け入れてくれ、意見を自由に言い合える雰囲気があります。そしてこの自由な環境の中で、積極的に行動してやりたいことを突き詰めれば、何か自分の道が見えてくるはずです。私は、今将来への不安はまったくありません。ぜひ、皆さんもこのICUで自分を信じて、さまざまなことに挑戦してください。