Every Day is “Global” at ICU.

-日常に息づくICUの「グローバル」-

Global ICU

在学生・教員の声

Expanding Potential: collaboration
高橋 朝子 (たかはし あさこ)教養学部4年(インタビュー時)

メジャー:開発学

一緒に成長しようという環境で、自分を磨く

国際的な問題の解決ために、自分ができることは何か

小学生の頃から、漠然と食料問題や貧困問題など国際的な問題に関心がありました。そして高校2年生の時、フィリピンで行われたワークキャンプに参加し、幼稚園の開設に関わったのですが、先進国では食べ物が余っている一方、世界には飢えている人もいるという、これまで自分が目にしたことのない現実を現の当たりにしました。帰国後、このような状況を変えるために、自分に何ができるのか知りたいとの思いが強まり、高校の学年主任の先生に国際関係を学びたいと相談したところ、勧められた大学がICUでした。周囲の人にICUについて尋ねてみると、答えは一様に「一生懸命、学問に取り組まなければならない大学」でしたが、自分を成長させるには厳しい環境に身を置くことが大切だと考え、ICUへの進学を決めました。

機会を最大限に活かす

1年生の時の英語教育プログラム"English Language Program (現ELA:English for Liberal Arts Program)"は、想像以上に大変でした。課題も多く、授業に追いついていくのが精一杯の時もありましたが、同じセクション*の学生は、皆意識が高く、お互いに協力し合いながら、乗り越えました。また、1年生の夏休みには SEAプログラムに参加し、ニュージーランドのワイカト大学に短期留学しました。私の他にもICU生が留学をしていましたが、日本人同士の会話でも全て英語で話すというルールを決め、留学の機会を最大限活かす努力をしていました。

さらに3年生の秋には交換留学で、フランスのトゥルーズ・ル・ミライユ大学に1年間留学しました。フランス語は、国連の公用語の一つであり、また自分の関心のある貧困や食料問題などが多いアフリカ大陸で多く話されている言語であることから、高校3年生の頃から学び始めていました。交換留学先としてフランス語圏の大学を選択したのは、ここまで学んできたフランス語を無駄にしたくなかったこと、時間を好きに使える学生の間にしっかりと第二外国語を学んでおきたいと思ったことが理由です。

留学先では、地政学、開発学、フランス、日本の歴史などを学びました。すべてフランス語開講の授業を履修したので、文献を読むのに他の学生に比べ倍の時間が必要でしたし、プレゼンテーションも自分の意見を的確に伝えるための準備に多くの時間がかかりましたが、教授をはじめ、多くの友人の助けを借り、無事に終了することができました。

留学を通して気づいたことは、自分の知らないことが世界にはまだまだたくさんあること、そして仕事や人生についての考え方をはじめ、文化によって物事の見方が大きく異なることを肌で感じました。また、日本の文化に興味のあるフランス人との出会いを通して、日本の新たな魅力に私自身も気づかされました。

政策と現地の文化・人々をつなぐ開発学

今は、開発学をメジャー(専修分野)としています。大学入学当初は貧困問題への関心があり、各国の政策などマクロから貧困問題を捉える「国際関係学」、もしくは現地の文化・人々などミクロの視点から捉える「人類学」または「社会学」を専攻しようと考えていました。しかし、1年生の時に「グローバリゼーションと社会」という科目を受講し、どちらか一方だけでは解決できない問題があることに気づきました。そして、何を学ぶべきか迷いながら様々な授業を履修していく中で、開発は、貧困問題を考える上で政策と現地の文化・人々をつなぐものであると気づき、開発学をメジャーにしました。

ICUには、自ら行動して自分の道を切り拓いていく仲間がたくさんいて、一緒に成長しようという環境があります。私は、寮生活を経験しましたが、素晴らしい仲間に囲まれての生活は本当に刺激的で、自分のモチベーションを常に高めてくれ、また授業でCritical Thinkingを学ぶ傍ら、寮では違った価値観を持つ人との譲歩、歩みよりの大切さを学べたように思います。

自分を成長させたい、大学生活を充実させ人は、ぜひICUで自分の道を切り拓いてみてください。

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*セクション:英語教育プログラムのクラスのこと。通常20名前後の学生が所属する。