Every Day is “Global” at ICU.

-日常に息づくICUの「グローバル」-

Global ICU

在学生・教員の声

篠原 香奈子 (しのはら かなこ)教養学部4年(インタビュー時)

メジャー:化学

本当に学びたい分野を見つけることができるメジャー制

ICUのことは母親から聞いて、大学受験を意識し始めた頃から知っていたのですが、他に第一志望の大学があったためICUを受験する気はありませんでした。受験校を本格的に決めだした時期、昔から洋楽や海外ドラマが好きで、いつか英語を身に付けたいと考えていた私に、「ICUは英語教育も充実していて、留学制度も整っている」と母親が話してくれたのがICUに興味をもったきっかけです。

そこでICUのことを調べてみると、「リベラルアーツ」、「メジャー制」など独自の教育内容に惹かれました。高校2、3年の頃、それまで一番苦手科目だった化学を急に面白いと思うようになり、大学は理系分野に進もうと考えていました。その一方で文系分野にも興味があり、本当に理系でよいのかという迷いもありました。一部の国立大学でも、入学後に最終的な専門を決めることができる大学もありますが、文系から理系またその逆の変更は難しく、本当に学びたい分野を入学後に見つける時間があるICUは、今の自分に最適だと思いました。

大学で学ぶための姿勢を身につけたELP*

入学後、周りのICU生が真剣に学びに打ち込む姿を見て、期待していたとおり、もしくはそれ以上の大学だと思いました。大学ではこれまで以上に学びに打ち込みたいと思っていたので、周囲にモチベーションの高い友人がたくさんいるのは、学びの環境として最適でした。厳しいことは噂に聞いて覚悟していたのですが、1年次に必修だったELP*は本当に大変でした。

高校時代、英語は得意科目でしたが、高校で学ぶ英語とICUで学ぶ英語は別物でした。高校までは、授業で教えられたことを覚えて、テストで回答することが中心ですが、ELPでは英語を覚えるのではなく、英語で学ぶが中心です。英語の文献を読み、そのトピックに関する自分の意見をまとめてディスカッションすることが多く、毎日授業外の2、3時間、エッセイの課題があるときはそれ以上、の勉強は欠かせませんでした。また毎日同じ授業を受けるセクション**の仲間とは課題を一緒にやることも多く、支えでした。このELPの履修を通して、学術的な英語のスキルだけでなく、大学で学ぶための姿勢を身につけることができたと思います。

*ELP: 2011年度まで実施されていたEnglish Language Program。2012年度よりリベラルアーツ英語プログラム(ELA:English for Liberal Arts Program)に変更。
**セクション: ELPやELAを一緒に受ける20人程度のクラスのこと。

日本を離れ、世界各国からの学生とともにメジャーを深める 

将来は海外で働きたいと思っていたものの、それまで海外生活の経験はありませんでした。なので、入学時から在学中には必ず留学しようと考えていて、2年次にソフォモアSEAプログラムでのエディンバラ大学に6週間留学した後に、3年次には国立アイスランド大学に1年間留学しました。

交換留学先にアイスランド大学を選んだのは、自分のメジャーである理系分野に強いこともありますが、せっかくの留学なので日本からの留学生が少ない方がよいと考えたからです。実際に留学してみると、履修していたクラスには、自分を含めてアジアからの学生は3人程度で、その他は北米やヨーロッパの各国、アイスランドの学生が中心で、期待通りでした。そして授業は、ディスカッションやグループワークが多く、アイスランドに留学していなければ会う事のなかった国からの学生と対話する機会が多く、多様な視点や価値観を吸収する刺激的な毎日でした。アイスランド語やアイスランド文化などを学んだほか、アイスランドという地形ならではの分野である、氷河学、火山学、地熱発電学を履修しました。特に氷河学では、フィールドトリップで実際の氷河を観察しに行き、氷河に含まれる二酸化炭素やメタンの量、氷河が溶けてしまうスピードを測定して、環境汚染や地球温暖化のレベルを分析しました。ICUで学んだ化学や物理などの基礎知識が応用されていると感じ、非常に興味深く学ぶことができました。また、水力と地熱だけで全エネルギーをまかなっていることや、世界一水道水が綺麗だと言われている点を留学生活中の暮らしの中で体感でき、学びだけではない留学の意義も感じました。

ICUにはチャレンジはできる環境があります 

留学では、視野を広げることができたと同時に、何事にもまずチャレンジする姿勢が身に付いたと思います。それまでは、自分の中に自然とルールや縛りをつくり、新しい行動を起こさないことがありましたが、今は違います。

卒業後は、当初大学院への進学も考えてはいましたが、大学院に進学する目的、就職する目的を考えたときに、まずは自分の知らない社会に出てチャレンジすることが大切なのではないかと考え、就職を決めました。

ICUには、英語、留学、文系・理系の枠にとらわれない学び、主体的に活動する多くの学生たちなど、本当に自分のやりたいことに出会う機会と真剣に取り組める環境があります。ぜひICUに入学して、この環境を体験してみてください。

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